
揉んでも変わらない慢性の肩こり~原因と解説~
2025年09月12日 16:47
こんにちは。整体マホロバ店長のりきやです。
今回は、マッサージなどで揉んでもらっても
良くならない肩こりについてのお話です。
まず、肩こりは斜角筋や僧帽筋、胸鎖乳突筋などの
肩の周りにある筋肉などが緊張することによって
血行不良が起こり、発生すると考えられています。
では、長時間のデスクワークやスマホなど姿勢が
原因でない場合、なぜ筋肉がずっと緊張してしまうのか?
疑われる3つの原因を説明します。
①横隔膜の機能低下
呼吸筋である横隔膜の機能が低下すると
呼吸がうまくできなくなります。
そして、僧帽筋や斜角筋が動きを代償することで
筋疲労を起こしてしまうと考えられます。
②肝臓機能の低下
肝臓は『冠状間膜』という靭帯で横隔膜に吊り下げられ、うっ血など機能障害が起こると下垂してきます。
その結果、斜角筋・僧帽筋・胸鎖乳突筋が緊張して
肩こりが起こるとも考えられます。
③手首の硬さ
手首から肩、首にかけて神経や筋膜という膜が繋がっており
手首周りの緊張が肩こりを引き起こしている場合もあります。
指・手首の過去の怪我が影響して肩に影響している
ケースもあります。
もちろんこれらが全てではないですが
考えられるところなので
このような視点を持ってアプローチしてあげると
良いと思っています。
慢性的な肩こりがある方は
横隔膜をしっかり動かすエクササイズとして
腹式呼吸をしてみたり
お酒が好きな方や食べることが好きな方は
肝臓を労わってあげたり
手首が硬い方はストレッチをしたりして
ケアしてみてください。